2.0 Alpha 3 リリースノート
私たちはソースとバイナリ リリースをしており、バイナリは win32 で動くことのみがわかっています。
`Webclient 2.0 Alpha 3 は Mozilla 1.7 に依存します。もし webclient をソースからビルドするならば、はじめに Mozilla をビルドしなければなりません。mozilla 1.7 のビルドの説明には http://www.mozilla.org/build/ を見てください。
この節は win32 バイナリディストリビューションを使用してどのように webclient をインストールし起動するのかを説明しています。
既存のインストールしている webclient を全てアンインストールしてください。
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/download.html から JDK 1.4.2 をインストールしてください。より古い JDK で動くかもしれませんが、自己責任になります。
JRE をインストールした場所にシステムの環境変数 JDKHOME を設定してください。注!!!、もし JRE をスペースを含む、C:\Program Files\jdk1.4.2\JRE
のようなディレクトリにインストールしたならば、長いファイル名に対する古臭い ~1 慣習を使わなければなりません。つまり、
JDKHOME=C:\PROGRA~1\jdk1.4.2\JRE
http://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/mozilla/releases/mozilla1.7/mozilla-win32-1.7.zip から Mozilla 1.7 をインストールしてください。他のインストーラーは webclient が見つけられない場所に必要なライブラリを置くので、zip インストーラーを使うことは重要です。
前の手順でインストールしたブラウザを起動し、ブラウザを操作するのに必要なプロキシの設定を全て行ってください。ブラウザを終了させてください。
Jakarta Apache Ant 1.6.1 をインストールしてください。もし ant が何であるかを知らなければ、webclient 上でアプリケーションをビルドすることが出来ません。http://ant.apache.org/ で ant について学びに行き、学んだら戻って来てください。JDK 1.4 のもとでの javah ターゲットに関して以前のバージョンの ant には問題があるので、1.6.1 以降を使用しなければなりません。
http://www.mozilla.org/projects/blackwood/webclient/bin/win32/webclient_2_0_a3_win32.zip にあるバイナリをダウンロードしてください。mozilla 1.7 内の mozilla.exe と同じディレクトリへそれを解凍してください。
zip ファイルを解凍したディレクトリに cd(移動)してください。ant
コマンドを実行してください。これによってテストブラウザが起動します。開発を始めるためには、http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/java/webclient/test/manual/src/classes/org/mozilla/webclient/test/TestBrowser.java でテストブラウザのソースコードを見てください。
この節は全てのプラットフォームにおいて 2.0 Alpha 3 をビルドする前に行わなければならない手順です。
mozilla 1.7 ソース tarball を手に入れてください。
デバッグを有効にして Mozilla 1.7 をビルドしてください。それをする方法についての説明には、http://www.mozilla.org/build/ へ行ってください。あなたがディレクトリ $MOZILLA へそれをビルドしたと想定しましょう。
いったん Mozilla 1.7 がうまくビルドされたら、プロファイルを作成するためにそれを起動して、もしファイアウォールの背後にあるならば、プロキシの設定を行わなければなりません。もし mozilla が外部のウェブページを見ることが出来なければ、webclient も見ることが出来ません。
http://java.sun.com/ から JDK 1.4.2 をインストールしてください。webclient コード内で私たちはどんな Java2 特有の使用法も使わないよう努力しましたが、より古い JDK で webclient をテストしていません。webclient はより古い JDK で動作しそうですが、いくつかの微調整をしなければならないかもしれません。これにはバグがあります。このドキュメントの既知のバグの節を見てください。
Jakarta Apache Ant 1.6.1 をインストールしてください。もし ant が何であるかを知らなければ、ソースから webclient をビルドすることができません。http://ant.apache.org/ で ant について学びに行き、学んだら戻って来てください。JDK 1.4 のもとでの javah ターゲットに関して以前のバージョンの ant には問題があるので、1.6.1 以降を使用しなければなりません。
JUnit 3.8.1 をインストールしてください。もし junit が何であるか知らなければ、チェックインするための必要条件として実行しなければならない、webclient の 単体テストを実行することが出来ません。http://www.junit.org/ から Juit について学んでください。
ソースを手に入れてください。あなたはソース tarball を使うことや、それを CVS からチェックアウトすることができます。
http://www.mozilla.org/projects/blackwood/webclient/src/webclient-src-2_0_a3.zip から $MOZILLA へ webclient のソースを解凍してください。
CVS から webclient のソースをチェックアウトしてください。http://www.mozilla.org/catalog/development/compiling/cvs-sourcecode.html での説明に従い、そして Webclient
と呼ばれる CVS モジュールをチェックアウトしてください。
このソースのディレクトリ階層は次のようになるでしょう【訳注: a の zip ファイルに関しては、src ディレクトリを java にリネームします。】
$MOZILLA java/ build.xml config/ dom/ external/ util/ webclient/
mozilla をビルドするのに必要な環境変数に加えて、次の環境変数が定義されているか確かめてください:
C:\jdk1.3
D:\Projects\mozilla\dist\win32_d.obj\bin
D:\Files_2k\apache-ant-1.6.1
D:\Projects\mozilla\MOZILLA_1_6
ネイティブな makefile が生成されるように Make してください。
$MOZILLA/java/makefiles
の内容を ファイル $MOZILLA/allmakefiles.sh
内の add_makefiles
エントリの前に付加してください。
$MOZILLA へ cd(移動)し、./configure
を再実行してください。これをしたとき、次の makefile が生成されているはずです。もし生成されていなければ、ニュースグループに投稿してください。
$MOZILLA java/ dom/jni/Makefile dom/src/Makefile webclient/src_moz/gtk/Makefile webclient/src_moz/Makefile webclient/src_ie/Makefile webclient/src_share/Makefile
次の内容を含む $MOZILLA/java/build.properties ファイルを作成してください:
# もしこれが unix だったら、build.unix.classes=true にします build.win32.classes=true # これは .class ファイルが置かれる場所です build.home=D:\\Projects\\mozilla\\MOZILLA_1_4\\mozilla\\mozilla/dist/classes compile.debug=true junit.jar=D:\\Files_2k\\junit3.8.1\\junit.jar #native.waitForDebugger=true #debug.jvm.args=-Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_shmem,address=jdbconn,server=y,suspend=y
あなたの環境に MOZ_DEBUG=1 を設定してください
PATH が %JDKHOME%\bin、%JDKHOME%\jre\bin、%MOZ_TOOLS\bin、%MOZILLA_FIVE_HOME% 及び %MOZILLA_FIVE_HOME%/componentsset を含むように、PATH を設定してください。
ビルドの説明 -- クロスプラットフォームでの説明に従ってください
cd $MOZILLA\java
コマンド ant
を実行してください。
これによって mozilla util クラス、javaDOM 及び webclient がビルドされます。
あなたのマシンで mozilla が起動されていないことを確かめてください。cd $MOZILLA\java\webclient
ant test
を実行してください。これによって自動的に JUnit テストが実行されます。もしこれら全てがうまく実行されたならば、うまくいっています。
まだ mozilla を起動せずに、ant run.test.browser
を実行してください。これによって JDIC プロジェクトから手に入れた、簡単なテストブラウザが起動されます。
起動中の mozilla または webclient のインスタンスを全て終了させてください
cd $MOZILLA_FIVE_HOME
rm -rf javadev
rm -rf *webclient* *javadom* *blackconnect* components/*javadom* components/*bcorb* components/*bcjava* components/*bcTest* components/*bcxpcom*
mozilla 1.7 リリースノートでの mozilla を削除に関する説明に従ってください。
cd $MOZILLA
rm -rf ./java
クロスプラットフォームのアンインストールをしてください。
cd $MOZILLA/dist/bin
rm libwebclient*.so libjavadomjni.so
クロスプラットフォームのアンインストールをしてください。
cd $MOZILLA\dist\WIN32_D.OBJ\bin
del webclient.dll javadomjni.dll
要求ヘッダー判別。例として http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/java/webclient/test/manual/src/classes/org/mozilla/webclient/test/TestBrowser.java を見てください。
java.awt.MouseListener のサポート。例として http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/java/webclient/test/automated/src/classes/org/mozilla/webclient/MouseListenerTest.javaを見てください。
webclient が独自の設定ファイルを使用するようにします。これによって webclient と mozilla を同時に起動できるようになります。
テキストフィールドにタイプできないフォーカスの問題の修正。
java.awt.KeyListener のサポート。例として http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/java/webclient/test/automated/src/classes/org/mozilla/webclient/KeyListenerTest.java を見てください。
NewWindowListener のサポート。これによってブラウザが新しいウィンドウを要求する場合に正しく対処できるようになります。例として http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/java/webclient/test/automated/src/classes/org/mozilla/webclient/WindowCreatorTest.java を見てください。
このリリースは非常に限られた機能しか持ちません。次のメソッドが動くことが知られています。
BrowserControlFactory.setAppData() BrowserControlFactory.newBrowserControl() BrowserControlFactory.deleteBrowserControl() BrowserControlFactory.appTerminate() Bookmarks.getBookmarks() 次のインターフェイスに対する BrowserControl.queryInterface() BrowserControl.BOOKMARKS_NAME BrowserControl.HISTORY_NAME BrowserControl.BROWSER_CONTROL_CANVAS_NAME BrowserControl.EVENT_REGISTRATION_NAME BrowserControl.NAVIGATION_NAME BrowserControl.CURRENT_PAGE_NAME BrowserControl.PREFERENCES_NAME BrowserControl.PROFILE_MANAGER_NAME EventRegistration.addDocumentLoadListener() EventRegistration.removeDocumentLoadListener() History.canBack() History.canForward() History.back() History.forward() Navigation.loadURL() Navigation.loadFromStream() Navigation.refresh() Navigation.stop() Navigation.post() Preferences.getPrefs() Preferences.setPref() Preferences.registerPrefChangedCallback() Preferences.unregisterPrefChangedCallback() ProfileManager.createNewProfile() ProfileManager.getProfileCount() ProfileManager.profileExists() ProfileManager.setCurrentProfile() ProfileManager.getProfileList() ProfileManager.renameProfile() ProfileManager.deleteProfile() CurrentPage.getSelection() CurrentPage.selectAll()
Webclient ではまだ負荷テストが行われていないので、恐らく少し使っただけで見つかる、多くの問題があるでしょう。
印刷はまだ実装されていません。
webclient 内部でプラグインを動かすことが出来ますが、win32 上では、Java プラグインは動かないでしょう。java プラグインを削除しなければなりません。このファイルの win32 バイナリのインストールの節を見てください。
ブックマークと履歴のインターフェイスの両方は不完全にしか実装されていません。
もし webclient が奇妙な動作をするのであれば、それは mozilla のレジストリファイルとの衝突によるものかもしれません。mozilla 1.7 リリースノートでのレジストリを削除する手順に従い、新しいレジストリを生成するために mozilla 1.7 を再起動してください。
unix 上で ファイル->新しいウィンドウ が動作しません。: Bug 156712。このバグは本当に私にとって難問です。
フリーズするバグは修正されました!
組み込みのアプリーケーションで setCurrentHistoryIndex が動作しません。http://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=47278 を見てください
Webclient を使用するには Webclient が表示されている必要があります。http://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=44075 を見てください
完全なリストには、この bugzilla のリンクをたどるか、http://bugzilla.mozilla.org/query.cgi での bugzilla の検索ページに行き、コンポーネント「Java APIs to WebShell」の全てのバグを検索してください。